腰痛にお悩みの方へ |
腰痛の原因とは? |
例えば、デスクワークの方は長時間、腰を丸めた「猫背」の姿勢で座ってしまいますよね。この「猫背」の姿勢は腰にものすごく負担がかかってしまいます。
長時間の不良姿勢により腰周辺(お尻周りも含み)の緊張し続けた筋肉のめぐりが悪くなり硬くなってしまいます。
硬くなった筋肉は老廃物質が筋肉内に滞り痛みを出します。
このような悪い状態が続くと、硬い筋肉が慢性的になっていしまい座り姿勢だけでなく、どの姿勢でも腰痛を引き起こしやすくなります。
疲労が原因で腰痛になることも! |
姿勢以外にも、疲労が原因で腰痛になることがあります。
毎日の長時間に及ぶ立ち仕事や座り仕事、重い荷物を持ったりすることが腰を疲弊させ、腰痛に繋がってしまいます。このように必ずしも外的要因が原因とは限らないので、原因を見極めることが大切です。
腰痛・ぎっくり腰になる4つの要因 |
整体しうさでは、腰痛には大きく分けて4つの要因があると考えています。
- 動作による要因
- 環境による要因
- 暮らしの中で発生する要因
- 精神的な要因
自分の腰痛の要因はなんなのか?順にご説明していきますので、どれに当てはまるか考えてみてくださいね。
1.動作による要因 |
長時間の同じ姿勢の作業は危険! |
1日8時間以上のデスクワークや、立ち仕事をされている方に多く見られるのがこの「長時間同じ姿勢をし続けることで起きる」腰痛です。
通常、筋肉は伸びたり縮んだりすることで柔軟性が保たれますが、長時間同じ姿勢でいることでこの柔軟性が損なわれ、徐々に硬くなっていきます。
筋肉が凝り固まるのを防ぐために、長時間の座り仕事や立ち仕事の際は30分~1時間に1回程度、腰をゆっくり伸ばすようにしてみましょう。
急に力を入れるような動きは危険! |
身体を「く」の字に曲げたままで重いものを持ち上げたとき
無理のある姿勢でものを取ろうとしたとき
朝など急に起き上がるような動作をしたとき
準備運動をせずに激しい運動をしたとき
筋肉は伸ばされたり縮んだりすることによって柔軟性が保たれますが、使えば使うほど疲労も蓄積されていきます。疲労が蓄積されることによっても柔軟性が低下し、急な動きに対しての伸び・縮みが上手くできない状態になってしまいます。
疲労の蓄積された状態で急な動きをすることで筋肉の繊維を傷つけ、急な腰痛として症状がでてしまいます。
同じ動作の繰り返しも危険! |
上記のような「同じことを繰り返す」動きも腰に負担がかかりがちです。
特にテニス・野球・ゴルフといった身体をねじる動きの多いスポーツは、同じ方向にねじることが多く、偏った筋肉だけを使いがちになります。そうすると身体のバランスが崩れ、腰痛の原因となってきます。
日常生活でも、布団の上げ下げや洗濯物を干す・取り込む動作・お風呂掃除など、日々繰り返す動作があるかと思います。こういった動作も、筋肉が疲労しているときに行うと腰痛になりやすいです。
スポーツでは始める前と終えた後、日常生活でもストレッチを行うことで防ぐことが可能です。
前かがみべ過ごすことが多い動きに注意 |
妊婦さんや主婦の方
主婦の方に多く見られるのが、掃除機がけ、台所での洗い物など、前かがみでの作業が原因の腰痛です。
さらに妊婦さんは、お腹の重みで前かがみになりがちです。こうした姿勢を続けることで、腰痛になりやすくなります。
とはいえ、日々の動作で避けられないものも多いかと思います。同じ前かがみでも腰に負担のかからない角度をみつけることで、腰の負担を軽減することができます。
2.環境による要因 |
気圧や気温の変化でも腰痛が起こる |
雨の多い梅雨の時期や、台風のときに腰が重い、だるい、と感じられる方もいます。これは低気圧が原因で、低気圧になると血流やリンパの流れが滞るためです。血行不良や疲労物質が溜まることで、腰痛や頭痛をはじめとした身体への影響となって現れます。
日本では春夏秋冬が過ぎる1年の間に、28度もの気温差が起こります。特に季節の変わり目には暖かい日と寒い日が交互に繰り返されるなど、身体にとって負担の大きい時期です。
急な気温の変化は身体の血流・リンパの流れを滞らせ、筋肉の硬直を起こしやすくします。例えば、寒い日には身体を丸めて熱を逃さないように肩を丸めがちになる…といった仕草に覚えのある方も多いのではないでしょうか。こうした仕草のひとつひとつが筋肉を凝り固まらせ、腰痛の原因となってしまいます。
季節の変わり目には、マフラーやストール、カーディガンといった脱ぎ着できるもので体温を調節していくことが大切です。特に、首周りと腰回りを冷やしてしまうと身体に影響がでやすいので、ここを重点的に温めるのがおすすめです。
3.暮らしの中で発生する要因 |
普段何気なく過ごしている日常生活の中にも、腰痛の原因となる習慣が潜んでいます。
普段の動きやクセが原因の場合 |
足を組むことが多い
カバンを掛けるのはいつも同じ肩だ
どちらかの足に重心をかけて立ちがち
気づいたら腕を組んでる
ズボンの後ろポケットに財布をいれている
これらに共通しているのは、偏った筋肉ばかりを使ってしまうという点です。些細にも思える動き・クセが腰痛を引き起こす原因となります。
例えば、足を組むにしても右足が上の組み方と左足が上の組み方では、まったく正反対の筋肉を使っていますよね。ズボンの後ろポケットに財布を入れたまま座るときなども、片方のお尻が上がってしまうので、傾きを調整しようと骨盤・腰に負担がかかることになります。
自分ではなかなか気づきにくいクセですが、身体にとっては負担となっていることもあります。一度日頃の姿勢やクセを見直してみることも大切です。
暴飲暴食が原因になることも |
なんで食べることが腰痛の原因になるの?と思われるのも無理はありません。暴飲暴食といった無理な食べ方・飲み方をすると、胃腸が動き続けなければならない状態になります。
食べたものを消化するには、大量のエネルギーを消費します。満腹になると眠くなる、というのもここに由来するもので、消化のためのエネルギーを集中させるために他の部分は省エネモードになるのです。
もちろん、日々の食事は大切で、消化がスムーズに行なわれることで体力が回復します。ただ、暴飲暴食を繰り返してしまうと、胃腸に負担がかかります。こうした胃腸への負担は、背中や腰の痛みとして現れます。
普段の食事は腹6分目~8分目にしておくと、内臓への負担も少なくなります。
睡眠不足が原因の腰痛 |
睡眠は日々の身体の疲労を回復するためにとても重要です。これが十分でないと、身体が回復しないうちに新たに疲労を蓄積していくことになってしまいます。
日頃の仕事や家事で腰に溜まった疲労も、適切な睡眠が取れていないと回復しません。どんどん疲労が蓄積し、慢性化する原因となります。
さらに、睡眠不足の状態は呼吸が浅くなり、体全体への酸素の供給が十分に行なわれないといった弊害もでてきます。脳に酸素が行き渡らないことで、思わぬ影響が出てくることもあるため、質のいい睡眠を取ることが大切です。
4.精神的な影響による要因 |
悩み事の多さも原因に |
仕事、家事、育児、家庭、人間関係などなど、私たちは日々多くのストレスを感じながら生きています。自分ではストレスと感じていないようなことでも、降り積もるうちに心や身体に影響が出る場合があります。
人によって影響は様々ですが、ストレスを頭痛や腹痛、肩こり、腰痛といった痛みに変え、身体を守ろうとすることもあります。
怒ったりイライラすると腰痛になる? |
日々の仕事や生活の中で過度なプレッシャーを感じたり、思い通りにいかずにイライラしたり…そういった時は無意識のうちに身体に力が入ってしまいます。
こうした無意識により身体に力が入ったとき、背骨周辺の身体の深部の筋肉がダメージを受けます。とてもデリケートな部分で、精神的ないらだちや心の動きに過敏に反応すると言われています。
過度なストレスを感じた身体は、自らを守ろうと硬く硬直していきます。一番はじめには背骨周辺の小さな筋肉が硬直し、この硬直により背骨の動きが悪くなります。背骨の動きが悪くなると、その周辺にある腰の筋肉にも影響をあたえます。
こうして徐々に凝り固まり、痛みとして表にでてくるのです。
整体しうさの腰痛施術 |
はじめに、カウンセリング、検査をしたうえで腰痛の原因になる腰、殿部、太もも周辺の筋肉を中心にほぐし、硬くなった筋肉の緊張を緩和し、めぐりを良くし、改善していきます。
次に、筋肉の緊張により可動域が狭くなった関節の動きを調整し本来の正しくキレイな姿勢に矯正します。
さらに、より速く腰痛を改善させるため、同じような腰痛を繰り返さないためにも、簡単に家や職場でできる体操やストレッチ、正しい姿勢の作り方などをお教えします。